アインシュタイン・26歳、「特殊相対性理論」ほか重要な論文を発表する。

アインシュタインの1905年は「奇跡の年（miracle year）」と呼ばれている。「ブラウン運動」「光量子仮説」「特殊相対性理論」という3つの大きな理論を立て続けに発表したからだ。特許庁で働きながら博士号取得のために論文執筆に励んでいた26歳の時である（長男が生まれた翌年でもある）。論文は当初支持を得られなかったが、徐々に理解され、ノーベル物理学賞を42歳（1921年）で受賞している。年齢がらみのトピックをもう一つ。アインシュタインは4歳～6歳くらいまで言葉がほとんど話せなかったらしい。しかし、それは脳のある領域が異常に発達するには必要な期間であったとするおもしろい説もある。